<time>は機械可読な形式で日付や時刻を記述するHTMLタグです。time要素の使い方をご紹介します。
機械可読な形式で日付や時刻を記述することによって、プログラムから利用しやすくなる。
タグ名、属性名および属性値は、大文字と小文字を区別しない。開始タグおよび終了タグは省略できない。
<time>
<!-- phrasing content -->
</time>
time 要素に datetime 属性が無ければ、開始タグと終了タグの間にテキストを含めることができる。
time 要素に datetime 属性があれば、開始タグと終了タグの間にフレージング・コンテンツを含めることができる。
すべての要素に共通するグローバル属性のほか、以下に示す属性を time 要素に指定できる。
<time datetime="2019-12-31">令和元年12月31日</time>
<time datetime="15:00">午後3時</time>
JavaScript から HTMLTimeElement インタフェースを通じて time 要素へアクセスできる。
HTMLTimeElement インタフェースのプロパティを以下に示す。
time 要素の日時を JavaScript から読み取る例を次に示す。
<time datetime="2025-06-06" id="example">令和7年6月6日</time>
<script>
const htmlTimeElement = document.getElementById("example");
console.log(htmlTimeElement.dateTime)
</script>
HTMLTimeElement インタフェースは HTMLElement インタフェースを継承しているので、HTMLElement インタフェースのプロパティやメソッドも利用できる。
Web Hypertext Application Technology Working Group (2025) HTML Living Standard