<span> タグは、それ自体には何の効果も意味もありません。属性を指定したいときに指定します。<div> タグと異なり、インライン要素となります。
HTMLではタグ名、属性名及び属性値の大文字と小文字を区別しない。
<span>
<!-- Phrasing content -->
</span>
SPAN 要素の使用例と表示サンプルを次に示します。表示結果はブラウザによって異なることがあります。
特定の一部分だけに<span style="color:red;">スタイル</span>を指定するときに使用します。
特定の一部分だけにスタイルを指定するときに使用します。
次に示す属性をspan要素に指定できる。
<span class="badge rounded-pill">
example
</span>
値 | 説明 |
---|---|
true | 編集できる |
false | 編集できない |
<span dir="ltr">
example
</span>
<span lang="en">
example
</span>
<span style="color: red;">
example
</span>
span 要素の開始タグと終了タグの間には、フレージング・コンテンツを含めることができる。具体的には、以下に示す要素である。
<a>
<abbr>
<area>
(マップ要素の子孫である場合)<audio>
<b>
<bdi>
<bdo>
<br>
<button>
<canvas>
<cite>
<code>
<data>
<datalist>
<del>
<dfn>
<em>
<embed>
<i>
<iframe>
<img>
<input>
<ins>
<kbd>
<label>
<link>
(本文中で許可されている場合)<map>
<mark>
<math>
<meta>
(itemprop 属性が存在する場合)<meter>
<noscript>
<object>
<output>
<picture>
<progress>
<q>
<ruby>
<s>
<samp>
<script>
<select>
<slot>
<small>
<span>
<strong>
<sub>
<sup>
<svg>
<template>
<textarea>
<time>
<u>
<var>
<video>
<wbr>
span要素の開始タグと終了タグは省略できない。
JavaScriptからはHTMLSpanElementインタフェースを通じてspan要素へアクセスできる。
HTMLSpanElementインタフェースには、次に示すプロパティがある。
Web Hypertext Application Technology Working Group (2022) "Text-level semantics" HTML Living Standard