フォームの中に選択肢フィールドを配置します。選択肢フィールドを作成しただけでは、中身の選択肢はありません。選択肢フィールド内の選択肢は<OPTION>タグで配置します。<FORM>と</FORM>の間に記述しなければなりません。
selectの開始タグと終了タグの間には、ひとつ以上のoption要素またはoptgroup要素を入れることができる。
<select>
<option>text</option>
</select>
<select>
<optgroup>
<option>text</option>
</optgroup>
</select>
開始タグと終了タグは省略できません。
属性はすべて省略可能です。
disabled
属性を指定したselect
要素は、ユーザの入力を受け付けない。このとき、ブラウザによっては入力を受け付けないことを示すために灰色表示になることがある。また、フォーカスの受け手とならず、タブ移動で飛び越される。disabled
属性を指定したselect
要素の値は、サブミット時にフォームデータを送信しない。tabindexに0を指定すると、出現順に入力フォーカスが移動する。
tabindexにマイナスの値を指定すると、TABキーを押しても入力フォーカスを得ることができなくなる。
selectオブジェクト
HTMLタグ
<select>
の使用例と表示サンプルを次に示します。表示結果はブラウザによって異なることがあります。
<form>
<select>
<option>選択肢 1</option>
<option>選択肢 2</option>
<option>選択肢 3</option>
</select>
</form>
一度に表示する選択肢の数を指定したSELECT要素の使用例と表示サンプルを次に示します。表示結果はブラウザによって異なることがあります。
<form>
<select size="2">
<option>選択肢 1</option>
<option>選択肢 2</option>
<option>選択肢 3</option>
</select>
</form>
複数選択可能なSELECT要素の使用例と表示サンプルを次に示します。表示結果はブラウザによって異なることがあります。
<form>
<select multiple="multiple" name="foo">
<option>first</option>
<option>second</option>
<option>third</option>
</select>
</form>
複数選択した場合、GETメソッドのパラメータは「http://itref.fc2web.com/html/select.html?foo=first&foo=second」のように同じパラメータが複数続く。
選択不可能なSELECT要素の使用例と表示サンプルを次に示します。表示結果はブラウザによって異なることがあります。
<form>
<select disabled="disabled">
<option>選択肢 1</option>
<option>選択肢 2</option>
<option>選択肢 3</option>
</select>
</form>
イベント属性の使用例と表示サンプルを次に示します。表示結果はブラウザによって異なることがあります。
<form name="form1">
<select onfocus="onFocus()" onblur="onBlur()" onchange="onChange()">
<option>選択肢 1</option>
<option>選択肢 2</option>
<option>選択肢 3</option>
</select>
イベント: <input type="text" name="text1" readonly="readonly"></input>
</form>
<script>
function onFocus () {
document.form1.text1.value = "onfocus";
}
function onBlur () {
document.form1.text1.value = "onblur";
}
function onChange () {
document.form1.text1.value = "onchange";
}
</script>
HTMLタグには次のものがある。
Web Hypertext Application Technology Working Group (2022) "The select element" HTML Living Standard