HTML <body>

HTML文書の本体を記述します。

HTML

HTMLではタグ名の大文字と小文字を区別しません。開始タグ、終了タグ共に省略可能です。

<BODY>
  <!-- HTML文書の本体 -->
</BODY>
<BODY>
<!-- HTML文書の本体 -->
<!-- HTML文書の本体 -->

XHTML

XHTMLではタグ名を小文字で記述します。開始タグと終了タグのどちらも省略できません。

<body>
<!-- HTML文書の本体 -->
</body>

属性

属性は全て省略可能です。

class
CSSのクラスを指定する。空白で区切って、複数のクラスを指定することもできる。
data-*
カスタムデータ属性を指定する。「data-」の接頭辞に続く属性名は、任意の文字列を指定できる。
id
HTML文書内で一意な識別子を指定する。ただし、HTML文書内にbody要素はひとつしか存在しないので、識別子が無くても特定できる。
onload
文書の読み込みが完了したときに実行するスクリプトを記述します。
onunload
文書をアンロードしたときに実行するスクリプトを記述します。
bgproperties
"fixed" を指定すると、背景の画像がスクロールしません。スタイルシート属性 background や background-attachment でも指定できます。
scroll
表示領域のスクロールの許可を指定します。
意味
yes許可
no禁止
marginheight
テキスト領域の上下のマージン(余白)を 1px のように数値と単位で指定します。
marginwidth
テキスト領域の左右のマージン(余白)を 1px のように数値と単位で指定します。
topmargin
テキスト領域の上のマージン(余白)を 1px のように数値と単位で指定します。
rightmargin
テキスト領域の右のマージン(余白)を 1px のように数値と単位で指定します。
bottommargin
テキスト領域の下のマージン(余白)を 1px のように数値と単位で指定します。
leftmargin
テキスト領域の左のマージン(余白)を 1px のように数値と単位で指定します。
lang
言語を指定する。
ondblclick
body要素をダブルクリックしたとき実行するJavaScriptを指定する。
style
CSSのプロパティを指定する。セミコロンで区切って、複数のプロパティを指定することもできる。
title
要素のタイトルを指定する。

内容

body要素の内容にはフローコンテンツを含めることができる。具体的には次の要素である。

JavaScript

JavaScriptからは document.body プロパティを通じてbody要素へアクセスできる。document.bodyプロパティはHTMLBodyElementインタフェースを実装している。

let lang = document.body.lang;

HTMLタグ

参考文献

Web Hypertext Application Technology Working Group (2022) "Sections" HTML Living Standard