HTML <html>

HTML要素はドキュメント構造を表す要素です。HTML文書においてルート(最上位)要素となります。開始タグと終了タグで囲まれた範囲がHTML文書になります。

構文

HTMLでは、html要素の開始タグと終了タグは共に省略できる。タグ名は大文字と小文字を区別しない。

<!DOCTYPE html>
<HTML>
  <HEAD>
    <TITLE>HTML example</TITLE>
  </HEAD>
  <BODY>
    <P>HTML example</P>
  </BODY>
</HTML>

内容

html要素の中には head 要素と body 要素を入れることができる。

属性

すべての要素に共通するグローバル属性のほか、以下に示す属性を html 要素に指定できる。

amp
AMP (Accelerated Mobile Pages) のページに指定する。属性値は不要。
<html amp>
prefix
OGP (Open Graph Protocol) を設定するには、HTMLタグのprefix属性を次のように指定する。
<html prefix="og: http://ogp.me/ns#">

OGPの詳細は、ヘッダ内にmetaタグで指定する。

xmlns
(XHTML) XML名前空間のURIを指定する。XHTMLの名前空間は「http://www.w3.org/1999/xhtml」である。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">

親要素

html要素はHTML文書におけるルート(最上位)要素であり、親要素は無い。

JavaScript

JavaScript から HTMLHtmlElement インタフェースを通じて html 要素へアクセスできる。

参考文献

Web Hypertext Application Technology Working Group (2025) HTML Living Standard