Oracleデータベースのトリガー

データベース・トリガーとはストアド・プロシージャの一種であり、特定のイベントが発生したときに呼び出されます。これにより、表またはビューが更新されるときに SQL や PL/SQL を実行することができます。

目次

  1. SQL文
    1. CREATE TRIGGER
    2. ALTER TRIGGER
    3. DROP TRIGGER
  2. システム権限
    1. CREATE TRIGGER
    2. CREATE ANY TRIGGER
    3. ADMINISTER DATABASE TRIGGER
  3. データ・ディクショナリ・ビュー
    1. ALL_TRIGGERS
    2. DBA_TRIGGERS
    3. USER_TRIGGERS

SQL文

トリガーに関するSQL文を以下に示す。

CREATE TRIGGER

CREATE TRIGGER は、トリガーを作成するSQL文である。

ALTER TRIGGER

ALTER TRIGGER は、トリガーを変更するSQL文である。

DROP TRIGGER

DROP TRIGGER は、トリガーを削除するSQL文である。

システム権限

トリガーに関するシステム権限を以下に示す。

CREATE TRIGGER

CREATE TRIGGER は、自分のスキーマ内の表に対するトリガーを作成できる、または自分のスキーマに対するトリガーを作成できるシステム権限である。

CREATE ANY TRIGGER

CREATE ANY TRIGGER は、任意のスキーマ内の表に対するトリガーを作成できる、または任意のスキーマに対するトリガーを作成できるシステム権限である。

ADMINISTER DATABASE TRIGGER

ADMINISTER DATABASE TRIGGER は、DATABASEに対するトリガーを作成できるシステム権限である。

データ・ディクショナリ・ビュー

データベース・トリガーに関するデータ・ディクショナリ・ビューを以下に示す。

ALL_TRIGGERS

ALL_TRIGGERS は、現在のユーザがアクセスできるトリガーを示すデータ・ディクショナリ・ビューである。

DBA_TRIGGERS

DBA_TRIGGERS は、Oracleデータベース内すべてのトリガーを示すデータ・ディクショナリ・ビューである。

USER_TRIGGERS

USER_TRIGGERS は、現在のユーザが所有するトリガーを示すデータ・ディクショナリ・ビューである。