データベース・トリガーとはストアド・プロシージャの一種であり、特定のイベントが発生したときに呼び出されます。これにより、表またはビューが更新されるときに SQL や PL/SQL を実行することができます。
トリガーに関するSQL文を以下に示す。
CREATE TRIGGER は、トリガーを作成するSQL文である。
ALTER TRIGGER は、トリガーを変更するSQL文である。
DROP TRIGGER は、トリガーを削除するSQL文である。
トリガーに関するシステム権限を以下に示す。
CREATE TRIGGER は、自分のスキーマ内の表に対するトリガーを作成できる、または自分のスキーマに対するトリガーを作成できるシステム権限である。
CREATE ANY TRIGGER は、任意のスキーマ内の表に対するトリガーを作成できる、または任意のスキーマに対するトリガーを作成できるシステム権限である。
ADMINISTER DATABASE TRIGGER は、DATABASEに対するトリガーを作成できるシステム権限である。
データベース・トリガーに関するデータ・ディクショナリ・ビューを以下に示す。
ALL_TRIGGERS は、現在のユーザがアクセスできるトリガーを示すデータ・ディクショナリ・ビューである。
DBA_TRIGGERS は、Oracleデータベース内すべてのトリガーを示すデータ・ディクショナリ・ビューである。
USER_TRIGGERS は、現在のユーザが所有するトリガーを示すデータ・ディクショナリ・ビューである。