ALTER SYSTEMとは、システムのプロパティを設定するSQL文である。
サーバー・パラメータ・ファイル(SPFFILE)を使用している場合は、ALTER SYSTEM コマンドを使用してパラメータの値を変更する。
ALTER SYSTEM SET parameter=value SCOPE=SPFILE|MEMORY|BOTH
設定するパラメータの名前を指定する。
パラメータに設定する値を指定する。
変更する範囲(スコープ)を指定します。
スコープ | 説明 |
---|---|
SPFILE | サーバパラメータファイルを変更する。現在起動中のインスタンスには影響が無く、再起動するまで反映されない。 |
MEMORY | 現在起動中のインスタンスを変更する。サーバパラメータファイルには影響が無く、再起動すると変更前の値に戻る。 |
BOTH | サーバパラメータファイルと現在起動中のインスタンスを変更する。 |
サーバー・パラメータ sga_max_size を変更する例を次に示します。
ALTER SYSTEM SET sga_max_size = 300M SCOPE = spfile;
セッションを切断する。
ALTER SYSTEM KILL SESSION 'sid, serial#';
セッションを強制終了するSQL文の例を次に示す。
SQL> SELECT SID, SERIAL#, USERNAME FROM V$SESSION WHERE USERNAME = 'TSUKA';
SID SERIAL# USERNAME
---------- ---------- ----------
100 116 TSUKA
SQL> ALTER SYSTEM KILL SESSION '100, 200';
システムが変更されました。
ALTER SYSTEM REGISTER