jQueryオブジェクト .height()

jQueryオブジェクトのheightメソッドを使うと、HTML要素の高さを取得したり、HTML要素の高さを設定できる。

目次

1. 要素の高さ
2. 高さの取得
   1. 戻り値
   2. 引数
   3. 例
3. 高さの設定
   1. 戻り値
   2. 引数
   3. 例
4. 関連項目
5. 参考文献

要素の高さ

jQueryオブジェクトのheightメソッドで取得または設定する高さは要素のコンテンツの高さであり、パディング、ボーダーおよびマージンは含まない。

コンテンツにパディングを含めた要素の高さを取得または設定したい場合は、jQueryオブジェクトのinnterHeightメソッドを使う。

コンテンツにパディングおよびボーダーを含めた要素の高さを取得または設定したい場合は、jQueryオブジェクトのouterHeightメソッドを使う。マージンを含めるかどうかは引数で指定する。

高さの取得

jQueryObject.height()

jQueryオブジェクトが複数のHTML要素にマッチする場合は、最初にマッチした要素の高さを取得する。

戻り値

HTML要素の高さを数値で返す。

例

画像の高さを取得する例を次に示す。

<img src="portrait.jpg" id="portrait1">
<p>height: <span id="height"></span></p>
<script>
  const height = $('#portrait1').height();
  $('#height').html(height);
</script>

height:

高さの設定

jQueryObject.height(size)

jQueryObject.height(function)

jQueryオブジェクトが複数のHTML要素にマッチする場合は、複数の要素の高さを取得または設定できる。

戻り値

マッチしたHTML要素のjQueryオブジェクトを返す。

引数

jQueryオブジェクトのheightメソッドには、以下に示す引数を指定できる。

size

要素の高さを数値で指定する。pxやem等の単位も使用できる。

function

要素の高さを戻り値として返す関数を指定する。

function()

function(index)

function(index, height)

jQueryオブジェクトが複数のHTML要素にマッチすることがある。それらを区別するため、マッチした要素のインデックス番号（0始まり）が第1引数 index に渡される。

変更前の高さが第2引数 height に渡される。

例

画像の高さを数値で設定する例を次に示す。

<img src="portrait.jpg" id="portrait2">
<script>
  $('#portrait2').height(200);
</script>

画像の高さを関数で設定する例を次に示す。

<img src="portrait.jpg" id="portrait3">
<script>
  $('#portrait3').width(function() {
    return 100;
  });
</script>

関連項目

• CSS height
• jQuery after()
• jQuery animate()
• jQuery each()
• jQuery empty()
• jQuery hide()
• jQuery resize()
• jQuery text()
• jQuery width()

参考文献

• OpenJS Foundation (2025) .height() | jQuery API Documentation