DROP USER はデータベースのユーザーを削除する SQL 文である。DML であるため、ロールバックすることはできない。
Oracle Database における DROP USER 文の構文を以下に示す。
DROP USER user [CASCADE]
SQL> DROP USER tsuka;
SQL> DROP USER tsuka CASCADE;
通常、ユーザは多数のデータベースオブジェクトを所有しているので、CASCADEオプションを付けるとたくさんのオブジェクトを削除することになる。そのため、実行速度は遅くなる。
ユーザーを削除するには、DROP USER システム権限が必要です。
MySQL における DROP USER 文の構文を以下に示す。
DROP USER [IF EXISTS] user [, user] ...
PostgreSQL における DROP USER 文の構文を以下に示す。
DROP USER user
SQL Server における DROP USER 文の構文を以下に示す。
DROP USER [IF EXISTS] user
Oracle (2023) DROP USER ステートメント MySQL 8.0 リファレンスマニュアル
PostgreSQL グローバル開発グループ (2025) DROP USER PostgreSQL 8.0.4 文書