SQL RPAD 関数

RPADは指定した桁数になるまで文字列の右側に文字列を埋め込むSQL関数です。Oracle、MySQLおよびPostgresで使えます。この記事では、PPAD関数の使い方をサンプルを交えてご紹介します。

RPAD
DBMS RPAD
MySQL
Oracle
PostgreSQL
SQL Server

構文

指定した桁数になるまで文字列の右側に空白文字を埋め込む。

RPAD(str, n)

指定した桁数になるまで文字列の右側に文字列を埋め込む。

RPAD(str, n, pad)
str

元の文字列を指定する。

n

桁数を指定する。

pad

埋め込む文字列を指定する。

SQL> SELECT RPAD('abc', 6) FROM DUAL;

RPAD('
------
abc

SQL> SELECT RPAD('abc', 6, 'XYZ') FROM DUAL;

RPAD('
------
abcXYZ

SQL> SELECT RPAD('abc', 5, 'XYZ') FROM DUAL;

RPAD(
-----
abcXY

SQL>

MySQL

MySQLでもRPAD関数を使える。使い方はOracleと同じである。

SELECT RPAD(ename, 16) FROM emp;
SELECT RPAD(ename, 16, '*') FROM emp;

Postgres

PostgreSQLでもRPAD関数を使える。使い方はOracleと同じである。

SELECT RPAD(ename, 16) FROM emp;
SELECT RPAD(ename, 16, '*') FROM emp;

SQLServer

SQLServerではRPAD関数を使えない。

LPAD

文字列の左側に文字を埋め込みたい場合は、LPAD関数を使う。

SELECT LPAD(ename, 16, '*') FROM emp;