window.prompt()

JavaScriptで文字列を入力できるダイアログを表示するには、window.prompt()ライブラリを使います。

構文

JavaScriptでオブジェクトのメソッドを使うには、window.prompt()の形式で呼び出す。

window.prompt(message, default)

第2引数は省略できる。

window.prompt(message)

windowオブジェクトに限り、オブジェクト修飾子（window.）を省略できる。

prompt(message, default)

prompt(message)

引数

window.prompt()には、次の引数を指定する。

message: 入力を促すメッセージを指定する。改行を含めるには、改行コード「\n」を使う。
default 省略可能: 入力文字列の初期値を指定する。

戻り値

ダイアログでOKボタンがクリックされたら、window.prompt()は戻り値として入力された文字列を返す。

ダイアログでキャンセルボタンがクリックされたら、window.prompt()は戻り値としてnullを返す。

使用例

<button id="prompt">文字列入力ダイアログを開く</button>

<script>
  function example(e) {
    e.addEventListener("click", function(){
      str = prompt("文字列を入力してください", "ここに文字列を入力");
      alert("入力された文字列は「" + str + "」です。");
    })
  }
  example(document.getElementById("prompt"))
</script>

このボタンをクリックすると、文字列入力ダイアログが開く。

ダイアログの種類

JavaScriptには、警告ダイアログ以外にも次のダイアログの種類がある。