jQuery.parseJSON

jQuery.parseJSON()はjQuery関数のひとつであり、引数に指定した JSON 形式の文字列をJavaScriptオブジェクトに変換して戻り値として返す。

JSON の例を以下に示す。

{
  "empno": 1001,
  "ename": "井上和"
}

JavaScript オブジェクトの例を以下に示す。

{
  empno: 1001,
  ename: "井上和"
}

構文

jQuery関数は3通りの記述方法がある。記述方法が異なるだけで、機能はどれも同じである。

window.jQuery.parseJSON(json)
jQuery.parseJSON(json)
$.parseJSON(json)

引数

json

JSON形式の文字列

戻り値

JavaScriptオブジェクトが返る。引数にJSON形式以外を指定した場合、nullが返る。

サンプル

JSONフォーマットの文字列をjQuery.parseJSON()でJavaScriptオブジェクトに変換するサンプルを次に示す。

<script>
  var properties = $.parseJSON('{"key1": 1, "key2": "foo"}');
  document.writeln(properties.key1);
  document.writeln(properties.key2);
</script>

上記サンプルの実行結果を次に示す。

参考文献

Internet Engineering Task Force 2017. RFC8259: The JavaScript Object Notation (JSON) Data Interchange Format