HTML <ul>

非順序リスト(Unordered List)を作成します。非順序リストとは、リスト項目の先頭に記号が付くリストである。リストに項目(List Item)を追加するには<LI>タグを使用します。

リストは字下げ(インデント)して表示されるが、字下げ幅はブラウザによって異なる。どのブラウザを使うかに関わらず同じように表示するようスタイルシートで指定することもできるが、その方法はブラウザによって異なる。例えば、Internet Explorer 6.0はマージンの指定によって字下げを行っているので、スタイルシートmargin-leftで指定する。Firefox 2.0はパディングの指定によって字下げを行っているので、スタイルシートpadding-leftで指定する。つまり、Internet Explorer 6.0とFirefox 2.0で同じように表示させるためには、スタイルシートmargin-leftとpadding-leftの両方に同じ値を指定する必要がある。実際の例を次に示す。

<ul style="margin-left: 5px; padding-left: 5px">

書式

<ul>
  <!-- zero or more li, script, and template elements -->
</ul>

開始タグと終了タグは省略できません。開始タグと終了タグの間にはLI要素タイプが1回以上出現します。

コンテンツモデル

ul 要素の開始タグと終了タグの間には、以下に示す要素を含めることができる。

タグの省略

ul 要素の開始タグと終了タグは省略できない。

属性

属性は全て省略可能です。

class
CSSのクラスを指定する。空白で区切って、複数のクラスを指定することもできる。
id
HTML文書内で一意な識別子を指定する。
style
CSSのプロパティを指定する。セミコロンで区切って、複数のプロパティを指定することもできる。

使用例

HTMLタグ <ol> の使用例と表示サンプルを次に示します。

<ul>
  <li>first</li>
  <li>second</li>
  <li>third</li>
</ul>

関連CSS

<LI>

HTMLタグ<li>は、順序リストや非順序リストにリスト項目(List Item)を追加します。

書式

<li>
  <!-- flow content -->
</li>

OL要素タイプおよびUL要素タイプの内容モデルであり、<OL> と </OL> の間、または <UL> と </UL> の間に記述します。

開始タグ

開始タグは省略できません。

終了タグ

HTMLでは終了タグを省略できます。

内容モデルを持つため、XHTMLでは終了タグを省略できません。

コンテンツモデル

li 要素の開始タグと終了タグの間にはフローコンテンツを含めることができる。具体的には、以下に示す要素である。

属性

属性は全て省略可能です。

value
順序付きリスト(<OL>)の場合、リスト項目の先頭に順序番号が付きます。順序番号は1から始まり、順番にひとつづつ増えていきます。value 属性は、このリスト項目の先頭に付ける番号を指定します。HTML 4.01 strict や XHTML 1.0 では廃止されました。

HTMLタグ<li>の使用例と表示サンプルを次に示します。

<ol>
  <li value="3">first</li>
  <li value="2">second</li>
  <li value="1">third</li>
</ol>
  1. first
  2. second
  3. third

HTMLタグ

HTMLタグには次のものがある。

参考文献

Web Hypertext Application Technology Working Group 2023. Grouping content. HTML Living Standard