WorksheetFunctionオブジェクトとは、VBAから呼び出すことができるExcelワークシート関数のコンテナである。Excel関数はWorksheetFunction オブジェクトのメソッドとして呼び出すことができる。
Microsoft Excel VBAのWorksheetFunctionオブジェクトには次のメソッドがある。
メソッド | 説明 |
---|---|
CountA | 引数リストの各項目に含まれるデータの個数の合計を返す。 |
CountIf | 指定した範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返す。 |
WorksheetFunctionオブジェクトにExactメソッドは存在しない。ExcelのEXACT関数と同様の処理がしたければ、比較演算子を使用する。
If Range("A1").Value = Range("B1").Value Then
' True
Else
' False
End If
引数リストの各項目に含まれるデータの個数の合計を倍精度浮動小数点型(Double)で返す。
CountA(arg [,arg ...])
指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を倍精度浮動小数点型(Double)で返す。
CountIf(range, condition)
引数 | 型 | 説明 |
---|---|---|
range | Range | セルの個数を求めるセル範囲を指定する。 |
condition | Variant | 計算の対象となるセルを定義する条件を数値、式、セル参照又は文字列で指定する。 |