postgresql.confはPostgreSQLデータベースの設定ファイルです。この記事では、本ファイルの場所や設定内容、反映のさせ方をご紹介します。
パラメータ | 説明 |
---|---|
listen_addresses | クライアントアプリケーションからの接続をサーバが監視するTCP/IPアドレス |
log_destination | ログの出力先 |
log_line_prefix | 出力するログメッセージに付与するプレフィックス |
syslog_facility | シスログファシリティ |
syslog_ident | シスログに渡すときの識別文字 |
postgresql.confのlisten_addressesパラメータには、クライアントアプリケーションからの接続をサーバが監視するTCP/IPアドレスを指定する。
listen_addresses = '127.0.0.1'
カンマで区切って複数のアドレスを指定することもできる。
listen_addresses = '127.0.0.1,192.168.0.1,192.168.0.2'
すべてのIPアドレスを指定することもできる。
listen_addresses = '*'
postgresql.confのlog_destinationパラメータには、ログの出力先を指定する。
値 | 説明 |
---|---|
stderr | 標準エラー出力 |
syslog | システムログ |
csvlog | CSVファイル |
eventlog | イベントログ(Windowsのみ) |
postgresql.conf の log_line_prefix パラメータには、出力するログメッセージに付与するプレフィックスを指定する。デフォルトではメッセージのみ出力されるようになっている。
パラメータ | 説明 |
---|---|
%t | タイムスタンプ |
%p | バックエンドプロセスのプロセスID |
%c | セッションID |
%l | プロセス起動シーケンス番号 |
%x | トランザクション識別子 |
%u | ユーザ名 |
%d | データベース名 |
%r | クライアントホスト名又はIPアドレスとポート番号 |
%a | アプリケーション名 |