VARIABLEはバインド変数を宣言するOracle SQL*Plusコマンドです。バインド変数は、PL/SQLやSQL*Plusから参照できます。この記事では、VARIABLEコマンドの使い方をご紹介します。
セッション内で宣言されているすべての変数を表示する。
VAR[IABLE]
指定した変数の宣言を表示する。
VAR[IABLE] var
変数を宣言する。
VAR[IABLE] var type
SQL> VARIABLE empno NUMBER
SQL> VARIABLE ename VARCHAR2(20)
SQL> VARIABLE empno
変数 empno
データ型 NUMBER
SQL> VARIABLE
変数 empno
データ型 NUMBER
変数 ename
データ型 VARCHAR2(20)
SQL>
バインド変数に値を代入するSQL*Plusコマンドは存在しないので、EXECUTEコマンドを使って、PL/SQLプログラムとして実行する。
SQL> EXECUTE :empno := 12
PL/SQLプロシージャが正常に完了しました。
SQL>