DROP VIEWはビューを削除するSQL文である。
Oracle Database における DROP VIEW 文の構文を以下に示す。
DROP VIEW [schema.]view [ CASCADE CONSTRAINTS ]
SQL> DROP VIEW tsuka.employee;
SQL> DROP VIEW employee;
削除しようとする表の中に、他の表から外部キー制約で参照されている列が含まれている場合はエラーとなり、ビューは削除できない。これは、参照先のビューが削除されてしまうと、参照元の外部キー制約がすべて制約違反になってしまい、データの整合性が無くなってしまうからである。
この場合、 CASCADE CONSTRAINTS 句を指定すると、参照元の外部キー制約ごとビューを削除することができる。
外部キー制約ごとビューを削除する例を以下に示す。
SQL> DROP VIEW employee CASCADE CONSTRAINTS;
自分のスキーマ内にあるビューを削除するには、とくに権限は必要ない。
削除するビューが自分のスキーマ内にない場合は、DROP ANY VIEWシステム権限が必要である。
DROP VIEW [ IF EXISTS ] view [, ...] [ RESTRICT | CASCADE ]
PostgreSQL における DROP VIEW 文の構文を以下に示す。
DROP VIEW [ IF EXISTS ] name [, ...] [ CASCADE | RESTRICT ]
SQL Server における DROP VIEW 文の構文を以下に示す。
DROP VIEW [ IF EXISTS ] [ schema . ] view [ ...,n ] [ ; ]