DROP TABLEはテーブル(表)を削除するSQL文です。
DROP TABLE [schema.]table [CASCADE CONSTRAINTS]
DROP ANY TABLE
システム権限が必要である。
SQL> DROP TABLE tsuka.emp;
SQL> DROP TABLE emp;
削除しようとする表の中に、他の表から外部キー制約で参照されている列が含まれている場合はエラーとなり、表は削除できない。これは、参照先の表が削除されてしまうと、参照元の外部キー制約がすべて制約違反になってしまい、データの整合性が無くなってしまうからである。
この場合、
CASCADE CONSTRAINTS
句を指定すると、参照元の外部キー制約ごと表を削除することができる。
外部キー制約ごと表を削除する例を以下に示す。
SQL> DROP TABLE dept CASCADE CONSTRAINTS;
自分のスキーマ内にある表を削除するには、とくに権限は必要ない。
他のスキーマ内にある表を削除するには、DROP ANY TABLEシステム権限が必要である。
ひとつ以上のテーブルを削除する。
DROP [ TEMPORARY ] TABLE
[ IF EXISTS ]
table_name [ , table_name ] ...
[ CASCADER | ESTRICT ]
テーブルを削除する。
DROP TABLE
[ IF EXISTS ]
table_name [ , table_name ] ...
[ CASCADE | RESTRICT ]