ALTER MATERIALIZED VIEWはマテリアライズド・ビューを変更するSQL文である。
ALTER MATERIALIZED VIEW 文の構文を以下に示す。
ALTER MATERIALIZED VIEW [schema.]mview REFRESH {FAST|COMPLETE|FORCE}
他のスキーマにあるマテリアライズド・ビューを高速リフレッシュに変更する。
SQL> ALTER MATERIALIZED VIEW tsuka.employee REFRESH FAST;
自分のスキーマ内にあるマテリアライズド・ビューを完全リフレッシュに変更する。
SQL> ALTER MATERIALIZED VIEW employee REFRESH COMPLETE;
自分のスキーマにあるマテリアライズド・ビューを高速リフレッシュに変更する。
SQL> ALTER MATERIALIZED VIEW employee REFRESH FAST;
他のスキーマ内にあるマテリアライズド・ビューを完全リフレッシュに変更する。
SQL> ALTER MATERIALIZED VIEW tsuka.employee REFRESH COMPLETE;
自分のスキーマ内にあるマテリアライズド・ビューを可能なら高速リフレッシュ、そうでなければ完全リフレッシュに変更する。
SQL> ALTER MATERIALIZED VIEW employee REFRESH FORCE;
ALTER MATERIALIZED VIEWでマテリアライズド・ビューの元となる問い合わせ(SELECT文)を変更することはできない。
問い合わせを変更するには、DROP MATERIALIZED VIEWでマテリアライズド・ビューを削除してから再作成する。
自分のスキーマ内にあるマテリアライズド・ビューを変更するには、とくに権限は必要ない。
変更するマテリアライズド・ビューが自分のスキーマ内にない場合は、ALTER ANY MATERIALIZED VIEWシステム権限が必要である。