PL/SQL 変数の宣言

変数とは、PL/SQLで扱われる数値や文字列などの値を一時的に記憶しておく領域である。変数を使用する前に、どのような変数を使用するのか、その変数名や変数に記憶できるデータ型を明らかにしておくことを「変数の宣言」と呼ぶ。

構文

var type;
var type := expr;
var type NOT NULL := expr;
var CONSTANT type := expr;
var

変数の名前を指定する。変数を識別するために、ひとつひとつの変数に固有の名前を付けておく。

type

変数のデータ型または%TYPE属性を指定する。

expr

変数の初期値を指定する。

NOT NULL

変数にNULLを代入できなくなる。NOT NULL句を指定した場合は、初期値も指定する必要がある。

CONSTANT

変数の値を変更できなくなる。つまり、定数となる。CONSTANT句を指定した場合、初期値も指定する必要がある。