SQLにおけるCOUNT関数は、選択されたレコードの件数を返します。この記事では、COUNT関数の使い方をご紹介します。
DBMS | COUNT |
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MySQL | ✓ |
Oracle | ✓ |
PostgreSQL | ✓ |
SQL Server | ✓ |
COUNT([ALL|DISTINCT] expr)
COUNT関数の引数に列名ではなく、「*」を指定することができる。このときは列がNULLか否かに関係なく、選択された行の数を返す。なお、速度の向上が期待できることから、COUNT(*)の代わりにCOUNT(1)を使うことがある。
deptno列がNULLでない行数を求めるSQL文の例を示す。
SELECT COUNT(deptno) FROM employee
表の行数を求めるSQL文の例を示す。
SELECT COUNT(*) FROM employee
SELECT文のHAVING句に条件として指定することもできる。
指定した列がNULLのレコードは件数に含まれない。