Google Apps ScriptのSpreadsheetAppは、GASからスプレッドシートを操作するオブジェクトです。この記事を観れば、Google Apps ScriptからGoogleスプレッドシートを操作する方法が分かります。
Google Apps Script (GAS) からスプレッドシートを読み込むには、以下に示すメソッドを利用する。
メソッド | 引数 | コンテナバインド型 | スタンドアロン型 |
---|---|---|---|
getActiveSpreadsheet | なし | 可 | 不可 |
openById | id | 可 | 可 |
openByUrl | url | 可 | 可 |
スプレッドシートに連携されたコンテナバインド型の Google App Script (GAS) からアクティブなスプレッドシートを取得するには、SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet
メソッドを使う。
SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()
コンテナバインド型のGASは特定のスプレッドシートと連携しているため、スプレッドシートを特定する識別子を指定する必要はない。
スプレッドシートに連携されていないスタンドアロン型のGASでは、getActiveSpreadsheetメソッドを使えない。
GASからアクティブなスプレッドシートを取得する例を以下に示す。
const sheets = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
URL を指定してスプレッドシートを読み込むには、SpreadsheetApp.openByUrl
メソッドを使う。openByUrl
メソッドは、スプレッドシートに連携されたコンテナバインド型 GAS および スプレッドシートに連携されていないスタンドアロン型 GAS のどちらからでも利用できる。
SpreadsheetApp.openByUrl(url)
以下に示す引数を openByUrl
メソッドに指定する。
GASからスプレッドシートを読み込む例を以下に示す。
const url = "https://docs.google.com/spreadsheets/d/abcdefghijklmnopqrstubwxyz012345/edit#gid=0";
const sheets = SpreadsheetApp.openByUrl(url);
ID を指定してスプレッドシートを読み込むには、SpreadsheetApp.openById
メソッドを使う。openById
メソッドは、スプレッドシートに連携されたコンテナバインド型 GAS および スプレッドシートに連携されていないスタンドアロン型 GAS のどちらからでも利用できる。
SpreadsheetApp.openById(id)
以下に示す引数を openById
メソッドに指定する。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/id/edit#gid=0
GASからスプレッドシートを読み込む例を以下に示す。
const sheets = SpreadsheetApp.openById("abcdefghijklmnopqrstubwxyz012345");
Google Apps Script (GAS) からシートのオブジェクトを取得するには、次の方法がある。
現在アクティブなシートを取得するには、SpreadsheetAppオブジェクトのgetActiveSheetメソッドを使う。
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();