Oracle V$DATABASE

V$PARAMETERはオラクル・データベースに関する情報を示す動的パフォーマンス・ビューである。

V$DATABASE
データ型 説明
DBID NUMBER データベースの識別子
NAME VARCHAR2(9) データベース名
CREATED DATE データベースの作成日
RESETLOGS_CHANGE# NUMBER オープン・リセットログでのシステム変更番号
RESETLOGS_TIME DATE オープン・リセットログのタイムスタンプ
PRIOR_RESETLOGS_CHANGE# NUMBER 以前のリセットログでのSCN
PRIOR_RESETLOGS_TIME DATE 以前のリセットログのタイムスタンプ
LOG_MODE VARCHAR2(12) アーカイブ・ログのモード
CHECKPOINT_CHANGE# NUMBER 前回にチェックポイントされたSCN
ARCHIVE_CHANGE# NUMBER データベースでアーカイブが強制されるSCN
CONTROLFILE_TYPE VARCHAR2(7) 制御ファイルのタイプ
CONTROLFILE_CREATED DATE 制御ファイル順序番号
CONTROLFILE_SEQUENCE# NUMBER 制御ファイル順序番号
CONTROLFILE_CHANGE# NUMBER バックアップ制御ファイル内の最後のSCN
CONTROLFILE_TIME DATE バックアップ制御ファイル内の最後のタイムスタンプ
OPEN_RESETLOGS VARCHAR2(11) 次のデータベースのオープン時にRESETLOGSオプションが許可されるか
VERSION_TIME DATE バージョン・タイム
OPEN_MODE OPEN_MODE オープン・モード情報
PROTECTION_MODE VARCHAR2(20) データベースに対して現在有効な保護モード
PROTECTION_LEVEL VARCHAR2(20) データベースに対して現在有効な集計保護モード
REMOTE_ARCHIVE VARCHAR2(8) REMOTE_ARCHIVE_ENABLE初期化パラメータの値
ACTIVATION# NUMBER データベース・インスタンス化に割り当てられた番号
SWITCHOVER# NUMBER データベース・スイッチオーバーに割り当てられた番号
DATABASE_ROLE VARCHAR2(16) データベースの現在のロール
ARCHIVELOG_CHANGE# NUMBER アーカイブ・ログの最大NEXT_CHANGE#
ARCHIVELOG_COMPRESSION VARCHAR2(8) アーカイブ・ログ圧縮の状態が使用可能か
SWITCHOVER_STATUS VARCHAR2(20) スイッチオーバーが可能かどうか
DATAGUARD_BROKER VARCHAR2(8) Data Guard Brokerの情報
GUARD_STATUS VARCHAR2(7) データの変更禁止状態
SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_MIN VARCHAR2(8) LogMinerの状態
SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_PK VARCHAR2(3) 主キーを持つすべての表について、更新が実行されるたびに、すべての主キー列がREDOログに書き込まれるかどうか
SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_UI VARCHAR2(3) 一意キーを持つすべての表について、一意キー列のいずれかが変更されるたびに、その一意キーに属する他のすべての列がREDOログに書き込まれるかどうか
FORCE_LOGGING VARCHAR2(3) データベースが強制ロギング・モードになっているかどうか
PLATFORM_ID NUMBER データベースのプラットフォーム識別子番号
PLATFORM_NAME VARCHAR2(101) データベースのプラットフォーム名
RECOVERY_TARGET_INCARNATION# NUMBER RECOVER DATABASEコマンドによってリカバリされるインカネーション番号
LAST_OPEN_INCARNATION# NUMBER 最後に正常にオープンされたV$DATABASE_INCARNATION内のインカネーションのレコード番号
CURRENT_SCN NUMBER 現在のSCN
FLASHBACK_ON VARCHAR2(18) フラッシュバックの状態
SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_FK VARCHAR2(3) 外部キーを持つすべての表について、外部キー列のいずれかが変更されるたびに、その外部キーに属する他のすべての列が、REDOログに書き込まれるかどうか
SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_ALL VARCHAR2(3) すべての列について、その行のすべての固定長最大サイズ列がREDOログに書き込まれるかどうか
DB_UNIQUE_NAME VARCHAR2(30) 一意のデータベース名
STANDBY_BECAME_PRIMARY_SCN NUMBER フィジカル・スタンバイ・データベースが、プライマリ・データベースに変換された時点のSCN
FS_FAILOVER_STATUS VARCHAR2(22) ファスト・スタート・フェイルオーバーの状態
FS_FAILOVER_CURRENT_TARGET VARCHAR2(30) Data Guard構成の現在のFSFOターゲット・スタンバイであるスタンバイのDB_UNIQUE_NAME
FS_FAILOVER_THRESHOLD NUMBER Data ターゲット・スタンバイとのFSFOを試みる前に、オブザーバが切断されたプライマリとの再接続を試みる時間
FS_FAILOVER_OBSERVER_PRESENT VARCHAR2(7) オブザーバが現在ローカル・データベースに接続されているか
FS_FAILOVER_OBSERVER_HOST VARCHAR2(512) 現在オブザーバ・プロセスをホストしているマシンの名前
CONTROLFILE_CONVERTED VARCHAR2(3) リストア中に制御ファイルが暗黙的に元のタイプに変換されたかどうか
PRIMARY_DB_UNIQUE_NAME VARCHAR2(30) スタンバイが現行のREDOを最後に受信したプライマリ・データベースのDB_UNIQUE_NAME
SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_PL VARCHAR2(3) 追加情報がREDOログに記録されるかどうか
MIN_REQUIRED_CAPTURE_CHANGE# NUMBER データベース上のローカル取得プロセスすべてに対する最小のREQUIRED_CHECKPOINT_SCN

LOG_MODE

Oracle動的パフォーマンス・ビュー「V$DATABASE」の「LOG_MODE」列は、アーカイブ・ログ・モードを示す。

LOG_MODE
NOARCHIVELOG
ARCHIVELOG
MANUAL

V$DATABASE からアーカイブ・ログ・モードを問い合わせる例を示す。

SQL> ALTER DATABASE ARCHIVELOG;

データベースが変更されました。

SQL> SELECT LOG_MODE V$DATABASE;

LOG_MODE
------------
ARCHIVELOG

SQL> ALTER DATABASE NOARCHIVELOG;

データベースが変更されました。

SQL> SELECT LOG_MODE V$DATABASE;

LOG_MODE
------------
NOARCHIVELOG

動的パフォーマンス・ビュー

オラクル・データベースの動的パフォーマンス・ビューには次のものがある。